式典の様子(写真は、Kawasaki Rail Car, Incのホームページより)式典の様子(写真は、Kawasaki Rail Car, Incのホームページより)

川崎重工グループの米国法人Kawasaki Rail Car, Inc.(KRC)は、2024年10月9日に米国市場での5,000両目の旅客鉄道車両納入を祝う式典を、ニューヨーク州ヨンカース市の工場で開催した。式典には、ニューヨーク州議会上院アンドレア・スチュワート・カズンズ院内総務や、MTA理事会議長兼CEOジャノ・リーバーなどが参列。KRCは1979年の米国市場参入以来、120億ドル以上の鉄道車両を納入しており、5,000両のうち76%に当たる3,783両は、ニューヨーク地区の交通事業者向けとなる。

主要な納入実績としては、ニューヨーク市交通局(MTA NYC Transit)に2,456両、メトロノース鉄道に474両、ロングアイランド鉄道に336両、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局に517両などが挙げられる。KRCのヨンカース工場では、ニューヨーク州内企業との取引が30%、零細企業との取引も10%近くを占めている。

本式典は、約40年にわたりニューヨーク州で数千人の雇用を創出・維持してきたKRCの功績と、地域経済への貢献を祝うものであり、米国公共交通機関の未来を先導するKRCのグローバルなビジョンと地域への献身を象徴するものである。

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    By Leap JP

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